菊水化学工業は、1959年に創業者が色どりのない街並み
を見て、「街を明るくしたい」との思いから塗装工事会社として創業しました。
その後、世の中にない新しい塗料の開発を志し、会社を仕上塗材のメーカーへと転換させ、
数多くの無機・水系製品を開発・製造・販売し現在に至っています。
当社は社是である「みんなのために よりよい商品 ゆたかな愛情」のもと、社会性、
科学性、人間性の追求と、売上利益のみならず、環境との調和を図ることを基本として事業に取り組んでいます。
また、建物の下地調整塗材から仕上材までの製品を扱う業界唯一のメーカーとして、
製品のみならず施工も含めた完成塗膜を提供できるのは当社の大きな強みとなっています。
なかでも、建物や構造物の「環境対策」「省エネ対策」「美観回復」「剥落対策」
「機能回復」「漏水対策」などに寄与する特殊製品と工法は、6つのソリューションとして
特に注力している部分です。完成塗膜の提供においては、大手住宅メーカー等のリフォーム
市場のソリューションと捉え、安心・安全・コンプライアンスのもと、社会的責任を果して
いきます。
近年の世界的な環境意識の高まりにより、建築・土木業界も新しい建物をつくり続ける
フロー型から、1つの建物を長く使っていこうとするストック型への移行が進んでいます。
今後、高度経済成長期に集中的に整備された鉄道、道路、ダム、港湾、橋などのインフラ施設が
建設から50年以上経過して一斉に老朽化することからもストック市場の拡大が見込まれています。
当社はそのような社会のニーズに応え、責任を持って製品を提供することで、住宅を含む建物
などの長寿命化の一翼を担っていきたいと考えております。
当社はこれからも、提供する全ての製品・工事が、社是「みんなのために よりよい商品
ゆたかな愛情」のもと、お客さまに安心・安全と喜びを提供するとともに、持続可能な社会の
実現に貢献できるよう事業活動を推進してまいります。
代表取締役社長 今井田 広幸 (2024年04月) |