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打放しコンクリート保護システム 『キクスイ SA工法』のご紹介

背景

建築家を魅了して止まない打放しコンクリート仕上げ工法は、デザインの可能性を広げ、日本の現代建築の代表的仕上げ工法の一つとなっています。その打放しコンクリート仕上げ工法を採用した建物構造物は、既に膨大な数の供給がなされており、現在も供給され続けています。しかし、打放しコンクリート仕上げは、経年劣化により質感や風合いが損なわれ、維持保全が難しいとされながら、修繕時期を迎える建物構造物が増えてきている状況です。

コンクリートの素材感・質感をそのままに

SA工法は、吸水防止材とふっ素/シリコンクリヤー材を組み合わせた打放しコンクリート保護工法です。

現場に合わせた打放しコンクリートと同等の質感にて演出するオプション工法の採用も多く、統一化した仕上りを要求される場合にも十分に応えることが出来ます。

近年では、経年劣化した打放しコンクリート面には、クラックや欠損部などを適切に補修を施した上で、竣工時の風合いを再現する再生工法としても脚光を浴びています。

キクスイSA工法をぜひ皆様のより良い空間づくりにお役立てください。

キクスイSA工法とは

キクスイSA工法は、コンクリートの素材感、質感をそのまま生かして表現する工法です。 水分浸入抑止のため、下塗材は水系シラン系浸透性吸水防止剤『アクアベール500』を塗布し、保護するクリヤーは、水系ふっ素樹脂クリヤー『アクアベール3000・3500』若しくは、水系シリコン樹脂クリヤー 『アクアベール1000・1500』を組合せ、中性化の進行を抑止しコンクリート構造物を保護します。

責任施工体制_施工ライセンス制度

             

1995年の上市以降「キクスイSA工法」(打放しコンクリート保護システム)は、責任施工体制として全国の認定協力業者様と運営してきましたが、2023年10月より施工ライセンス制度として、更なる製品品質+施工技術の向上及び技術の継承と共に標準化を行い、継続的により良い品質の完成塗膜が提供できる組織を構築しています。施工に関するお問い合わせは、弊社最寄りの営業所か、全国施工ライセンス制度の登録業者にご相談ください。

         

打放しコンクリートの保護と再生

●高耐候・高耐久クリヤー仕様                  

打放しコンクリート素地をそのまま表現します。                               

●ファンデーション工法 ※オプション

コンクリートと同質の無機系材料を使用し全面的に色補正を行い、仕上に統一性を持たせます。

●ファンデーション+グラデーション工法(FG工法) ※オプション

改修時の打放しコンクリート面の再生や新築時の周辺との色補正など、打放しコンクリート面の風合いを再現します。

●キクスイSA工法(FG工法)+躯体補修工法(BR工法)

経年劣化によるクラックや鉄筋露出を伴う欠損については、BR工法(躯体補修工法)により適切な修復を施します。 表層に発生した補修跡については、特殊アート処理(FG工法)により、程よい風合いで施され、竣工時の意匠感を蘇られせます。
※下塗材の選定についてはお問合せください

促進耐候性試験



    
    

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