塗料の中でも高耐久なフッ素塗料を採用
身近なものにもフッ素樹脂が使用されています
フッ素樹脂の耐久性・耐熱性と非粘着性を活かして、携帯端末やフライパンなどの調理器具をはじめ、様々な製品の表面処理に使用されています。
塗料の中でも高耐久なフッ素塗料を採用
身近なものにもフッ素樹脂が使用されています
フッ素樹脂の耐久性・耐熱性と非粘着性を活かして、携帯端末やフライパンなどの調理器具をはじめ、様々な製品の表面処理に使用されています。
結合エネルギーの違い
フッ素樹脂のC-F結合は紫外線から放出される分解エネルギーを上回ります。尚且つ、無機と呼ばれるシロキサン結合よりも強力です。
透明なクリヤーでは、紫外線からサイディング面を守れないのでは?
紫外線は、地球に達する太陽光線のうち、通常190~400nmの波長の光線を指し、波長の短い方からUVC:290nm以下、UVB:290~320nm、UVA:320~400nmに分類されます。このうちUVCについては、オゾン層で遮られ地上には到達しません。地上に到達して塗膜劣化の原因となる紫外線は、UVBとUVAです。その中でも、地上に到達する光のエネルギーの強度比率でみると約95.5%がUVAとなります。 キクスイの紫外線カットクリヤーは、UVAに加えUVBが下地透過するのを効果的にカットし、外壁の劣化を防ぐことができます。
キクスイの紫外線カットクリヤーと一般クリヤーとの 紫外線透過特性の比較
紫外線種類と波長について
ダブルの機構で紫外線対策
紫外線の強いエネルギーを吸収して熱エネルギーに変換する特殊な紫外線吸収剤を採用しています。そのため樹脂の結合部分まで紫外線が届かず、樹脂そのものの劣化を抑えられます。 防ぎきれなかった紫外線により発生した劣化因子(ラジカル)は、光安定剤(HALS)によって退治され、塗膜劣化の広がりを防ぎます。
遮熱塗料は赤外線を反射
一般塗料に比べて、遮熱塗料はより多くの赤外線を反射しています。
※条件/色調:KN061B
優れた遮熱効果
フレキシブルボードで作った試験BOXの屋根・壁に遮熱塗料、一般塗料をそれぞれ塗り付け、室外に置き、その様子をサーモグラフィで撮影しました。
遮熱塗料を塗った試験BOXは一般塗料に比べ、表面温度の上昇が抑えられています。
※写真では、青<緑<黄<オレンジ<赤の順で温度が高いことを示しています。
塗膜表面の親水性によりセルフクリーニング効果を発揮し、壁面に付着した汚れを雨水とともに流し落とします。
親水性ナノ微粒子とは
無機質の非常に微細(1~20nm)な粒子で、親水性効果により塗膜表面を親水化します。汚れは雨水により自然に洗い流されます。(セルフクリーニング効果)また、非常に硬い薄層が形成されるため高い防汚性能があります。
親水性の比較実験
青く着色した水を全体に霧吹きで噴霧したものです。未塗装の左側では水滴が点々と目立つのに対し、親水性塗膜を塗装した方は水滴として残らずに流れている様子が確認できます。同様に、汚れも水とともに流れ落ちます。
外壁用塗料
屋根用塗料
付帯部用塗料
その他