アスベスト(石綿)含有建材の取り扱いには、居住者、労働者、作業者の安全を確保するためにも、 適正な調査・分析結果のもと、専門知識と経験を持つ企業が求められています。
石綿調査診断資格者を全国の主要部署に配置しています。施工された年代や図面などから、 吹付タイルや下地調整材などの仕上塗材や、吹付ロックウールなど、石綿が含まれている建材を適正に診断し、状況に応じた対策プランをご提案致します。
石綿含有仕上塗材(レベル3)の除去 石綿含有吹付ロックウール(レベル1)の除去
日本のCO2総排出量の内、建設業に関する割合は約43%と 言われています。さらに建設・土木工事全体で排出されるCO2排出量の約30%がセメント・コンクリートの製造時に排出されています。
建築仕上材業界では初となる「ジオポリマー」の技術を活用した建築用仕上塗材を開発しました。
ジオポリマー技術は、産業副産物として排出されるフライアッシュや高炉スラグを原材料とすることで,産業副産物の大量消費、CO2発生量の削減などが可能となることから、環境問題解決の有力な手段のひとつとして期待されています。
ジオアースシリーズ
国際的な問題となっている地球温暖化に対し、建築業界では塗料類の多くが石油由来で構成されているため、脱炭素化を進めていくことが必要とされています。
バイオマスバランス・アプローチにより、第三者機関に認証されたエマルション樹脂を使用することで建築業界初CO2排出削減量を可視化することができます。
水系ファインコートフッ素BMBシリーズ
太陽光で熱せられた屋根・外壁は、室内温度を上昇させ、暮らしや働く環境を悪化させる場合があります。室内外に断熱塗料を施工する事で、住みやすく働きやすい環境に改善します。
モルタル系・窯業系・金属系など様々な外壁や屋根の下地から、最適な下地処理と下塗材の選定を行い、 省エネルギー対策に加え、温室効果ガス削減に貢献できる仕上塗材/遮熱塗料による塗替えプランをご提案致します 。
高日射反射率塗料(遮熱塗料)による塗替え工法 低炭素型塗料(CO2削減が可視化できる)の製品の紹介
打放コンクリートは、経年劣化とともに新築当時の質感が損なわれていきます。従来の改修方法では、新築当時の質感を再現するのが難しく、塗装で塗り潰しの選択をする場合もあります。
無機系補修材と、水系(ふっ素・シリコン)保護クリヤーを組み合わせた工法は、現状のコンクリート打ち放しの質感を生かすことのできる工法です。新設のパターン合わせ、 改修の再生工法など、変わらない資産価値をご提供できるプランをご提案致します。
キクスイSAーFG工法(特殊アート工法+水系保護クリヤー)【責任施工体制・施工ライセンス制度】
ひび割れ、不陸、下地(RC・ボードなど)欠損などの内壁リフォームは、クロスの貼り換えだけでは補修跡などが目立ちなど、現況回復が難しい場合があります。 また高付加価値を上げる仕様は、加重問題から仕様の選択が狭まれてしまいます。
シート状装飾材と印刷技術を組み合わせ、希少な石目調や美しい天然木材などの意匠性を再現。ワンランク上の内装を演出します。
モダンアート 内装(不燃認定取得)
【責任施工体制】
外壁の磁器タイル剥落は、住民及び通行者に危害を加える可能性があります。また、修繕手直し方法によっては、 高級感のある意匠性が損なわれ資産価値低下に繋がる場合もあります。
石目調のシート状装飾材を磁器タイル面の上に貼り付け、剥落抑止とともに意匠性を向上させ、建物を再生。 シートは重ねて貼ることで、下地の磁器タイルを抱え込みますので、タイル剥落の心配がないプランをご提案致します。
モダンアートストーン(御影・砂岩)【責任施工体制】
コンクリート構造物は、立地条件や気象条件・経年劣化により、本来の機能(強度・耐久性・耐火性など)が低下し、長期的な維持保全が困難になる場合があります。 定期的な診断、劣化原因に対する適切な処置により、建物や構造物の長寿命化対策になります。
ポリマーセメント系を主体とした断面修復材や下地調整材のラインアップから、現状の劣化要因に応じて、最適な製品の選択と仕様組みで、躯体ファーストの欠損部改修プランをご提案致します。
キクスイBR工法
(コンクリート構造物の長期延命のための改修)
漏水は、原因追究が難しいとされていますが、住環境に与える影響も大きく対策は急務とされています。
0.1㎜幅以下の微細なクラックにまで、エポキシ樹脂注入できる特殊な注入器を使用することで、コンクリート内部にまんべんなく 広範囲に渡って樹脂を注入します。漏水対策はもとより、構造物自体を強度をあげ長期的延命を可能としたプランをご提案致します。
IPH工法(内圧充填接合補強)
【認証店施工制】
菊水化学工業は、1959年に塗装工事会社として創業しました。
その後、下地調整材から仕上塗材までの製品を、開発・製造・販売するメーカーに転身しました。
そして現在は、長年培ってきたノウハウと専門的な知識から、アスベスト対策、打放しコンクリート仕上げの再生、外壁タイルの剥落対策、省エネ対策、漏水対策など、特殊な製品、工法、管理が必要な建物の困り事に対して、最適な施工仕様および工事をご提案しています。
建物の困り事は、当社にお任せください。